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焚火のあとはしっかり火を消すのがキャンプのマナー!おすすめの火消しつぼ6選

火起こしの方法はマスターしても、案外知られていないのが火を消す方法。火のついた炭に直接水をかけたりしていませんか?こちらでは安全な火の消し方とおすすめの火消しつぼをご紹介。焚火の後はしっかり火を消すのがキャンプのマナーです。

火消しつぼってなに?

火消しつぼとは陶器やステンレス製のつぼのことで、炭を入れて密閉することで酸素を遮断し火を消すことができるキャンプアイテムです。炭を入れて蓋をするだけという手軽さで、火を消す時間を短縮することができます。火を消す際に炭に直接水をかける人がいますが、水蒸気でやけどをすることもあるので危険です。また火消しつぼを使用することで火種を残さず、しっかり火を消すことができます。

使用方法

火消しつぼの使用方法はとっても簡単。トングとグローブを使って炭を一つ一つつぼの中に入れ、しっかり蓋をするだけ。炭をまとめて流し入れようとするとやけどをする危険性があるのでNG。蓋をしたら約一時間放置すれば火は消えているはずです。つぼの外側が熱くなっていることがありますのでお子さまが触れないように注意してください。お子さまがいる方は、外側が熱くならないタイプの火消しつぼがおすすめです。

火消しつぼを使用するメリット

手軽に短時間で火が消せる

火消しつぼは中に炭を入れて蓋をするだけで火を消すことができます。チェックアウトの1時間前に炭を入れれば、火が消える間にそのほかの片付けができます。炭に水をかけて消す場合にはそばで見守っている必要があるので他の作業ができません。

しっかり火種を消すことができるので安全

水で火を消そうとすると、一見火が消えたように見えても火種が残っていて再燃する危険性があります。その点、火消しつぼならしっかりと火を消すことができるので安全です。また火消しつぼはしっかりと蓋をロックすることができるので誤って中身が出てしまったなどということがありません。

炭を再利用できる

火消しつぼに入れた炭は「消し炭」として再利用することができます。一度燃えた炭は火が付きやすいので火起こしの際や炭を足す際に役立ちます。水で火を消した炭も乾燥させれば再利用できないことはないのですが、手間がかかります。

火消しつぼの選び方

火消しつぼにはいろいろなタイプのものが登場しています。下記のポイントをチェックして、自分のキャンプスタイルに合った商品を選びましょう。

素材で選ぶ

火消しつぼの素材にはおもに陶器またはステンレス・アルミなどの金属が使われています。陶器製のものは見た目がよく外側が熱くなりにくいのですが、重量があり、また割れやすいのが難点です。一方、アルミは軽いですがへこみやすく、外側が熱くなりやすいというデメリットがあります。ステンレスはアルミよりも耐久性に優れているので長く使えます。

サイズで選ぶ

キャンプに参加する人数によって焚火やバーベキューに使う炭の量が変わってきます。ファミリーキャンプなのかソロキャンプなのか考慮して、サイズを選びましょう。

機能性で選ぶ

熱伝導率が高いアルミやステンレス製の場合、持ち手の部分がシリコンやゴムでカバーされていて熱くならないものがおすすめです。本体をそのまま芝生などにおくと、熱で芝生を傷めてしまうことがあるので足付きのものがいいですね。

火起こし機能付きかどうかで選ぶ

火消しつぼの中の炭は再利用できるというお話をしましたが、火消しつぼに火起こし機能がついたものならさらに便利です。火消しつぼが煙突の役割を果たし、効率よく炭を燃やしてくれます。

みんなも火消しつぼ使ってます!

おすすめの火消し壺6選

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ロゴス(LOGOS)
ファミリーサイズのポータブルタイプ。消火に時間がかかる炭も、蓋を閉めておくだけで素早く火を消すことができます。炭をそのまま持ち帰れば再利用が可能。ハンドル付きで持ち運びに便利です。

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
これ一台で火起し・火消し・再利用ができる便利な火消しつぼ。火起し器を火消しつぼに収納できます。火を消した炭が入った火起し器を取り出してそのまま再利用できます。

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BUNDOK(バンドック)
キャンプで使った炭を入れ、フタをして酸素を遮断して火を消すことができるため水を使用しません。消火した炭は再利用できるので無駄がなくてエコ!

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キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
趣ある印象と、斬新なイメージがつくりだす和風テイストが新鮮な火消しつぼ。囲炉裏やバーベキューで大活躍。使い終わった炭も、火がついたまま入れられます。消し炭の処理におすすめです。

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ユニフレーム(UNIFLAME)
高い密閉性で灰も水もこぼれない、バーベキューの必需品です。こちらは水で消火するタプなので壺本体が高温になりにくいのですぐに片付ける事ができます。炭は乾燥させれば再使用できます。

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KANEYOSHI
通常の三河焼の焼成温度は900℃(素焼)~1200℃(釉薬鉢)ですが、炭火消は、変形を防ぐため約800℃で焼成しています。「三河土」が熱を伝えにくくします。水を使わずに消火をするため、「消し炭」として再び使用できます。

まとめ

キャンプ初心者の中には、火の消し方や火を消した後の炭の処理を考えていなくて慌てた、という方もいるようです。火消しつぼがあると、短時間で安全に火を消すことができて、さらに炭を再利用できるというメリットも。価格もお手頃なので焚火台やグリルと併せて購入しておくことをおすすめします。