キャンプを楽しむために必要なのは良質の睡眠。あまり眠れず疲れが取れないなんてことにならないために快適なシュラフを準備したいですね。今回は春から夏にかけておすすめのソロキャンプ向けシュラフをご紹介します。春から夏にかけてのシュラフは薄手でそこそこ温かいものがおすすめ。春先はまだまだ昼夜の寒暖の差が激しいので防寒対策が必須です。
春キャンプって寒いの?
都内では5月に入ると半袖で過ごす日も多くなって全然寒くないですよね。だから、キャンプも防寒しなくて大丈夫と思われがちですがこれ危険です!キャンプ場の気温は都市部より約5度低いと考えましょう。また夜になるとさらに気温は下がります。家にくらべるとテントの中の耐寒温度は低いので想像以上に寒く感じます。地面からの冷気も完全にはシャットアウトできません。かといって、冬用の厚手のシュラフではかさばるし、暑くて汗をかいてしまうことも。春キャンプは春夏用シュラフで快適に眠りましょう。
3シーズンシュラフって?
春から秋まで使えるシュラフは3シーズンシュラフとも呼ばれます。特徴としては、暑い時はファスナーを開いて通気性をよくしたり、掛け布団として使うことができます。また寒い時には中にたくさん着込んだり、暖房グッズを使用したりして保温性を高めます。これからシュラフを購入する人は、冬用の極厚のものと3シーズン向けの薄手のものがあると1年中キャンプを楽しめます。
春夏用シュラフの選び方
タイプ
シュラフには大きく分けてみのむしのような形のマミー型と封筒型の2種類があります。それぞれメリットデメリットがあります。
マミー型
マミー型は全身を包み込み密閉性が高いので熱を逃さず温かい!寒い夜は頭部までしっかり包み込んでくれますが、足を自由に動かせないので窮屈に感じることも。コンパクトに収納できるのでソロキャンプ中の持ち運びに便利です。
封筒型
春キャンプにおすすめなのがサイドのジッパーで開閉できる封筒型のシュラフ。ジッパーを開けば掛け布団やマットとしても使用することができます。布団のように中で自由に体を動かすことができます。春夏キャンプでしたら、柔軟にスタイルを変えられる封筒型がおすすめです。密閉性・保温性の高いマミー型はどちらかというと冬向きですね。
素材
シュラフの中身はダウンもしくは化学繊維の中綿となります。ダウンは高品質で温かいのですが、汗をかきやすい春夏は水やカビに強い化学繊維の中綿がおすすめです。化学繊維なら丸洗いもOKで衛生的。肌に触れる内側は汗を吸い取るコットンが快適です。
耐寒温度
シュラフの商品説明では商品を快適に使用できる目安の温度が表示されています。春夏でしたら、耐寒温度-5℃~0℃ぐらいにものでOK。思いのほか寒いというときの対策については、次の段落でご紹介しますね。キャンプ先の最低気温マイナス5℃に対応できるシュラフがおすすめです。
携帯性
最後にチェックしたいのが携帯性。ソロキャンプではできるだけ荷物を減らしたいのでくるくる丸めてコンパクトに収納できるものがおすすめです。専用のポーチがついていればなおいいですね。
もしも予想以上に寒かったら?
春~初夏にかけては思いがけず夜間に気温が下がることもあります。でもさすがに冬用シュラフでは暑いので、ちょっとした工夫で春夏用のシュラフを温かくできます。
マットを敷く
インナーマットやエアマットがあれば地面からの冷気をシャットアウトして快適に眠ることができます。コンパクトにたためるエアマットならかさばりません。
たくさん着込む
春キャンプは夕方以降気温が下がることがあるので、衣類は重ね着で対応するのが鉄則。ヒートインナーやインナーダウンなどを着て眠れば寒さが軽減されます。
暖房グッズを使う
春先にまだまだ活躍してくれる防寒グッズ。ホッカイロや湯たんぽなどをお忘れなく。昔ながらの湯たんぽは遠赤外線効果でじんわり体を温めてくれるのでシュラフの中に忍ばせておくと◎
おすすめの3シーズンシュラフ5選
【SAFARI】 寝袋 ダウン シュラフ 封筒型 最低使用温度 -5℃
通気性に優れた素材で、春から夏にかけて快適に使用できるシュラフです。男性でも女性でもOKなサイズ感。足元を開くことで手軽に温度調節ができます。圧縮ベルト付きなのでコンパクトに持ち運びが可能。中身は高温殺菌・消臭処理済みの羽毛を使用しているので軽くて温かい。寝ている間にファスナーが開かないようにガードがあります。外側に便利なポケット付き。
QLM寝袋 シュラフ 封筒型 オールシーズン快適温度-5℃
表地には、耐水性と耐引き裂き性ナイロン210Tギンガムチェックを、中綿には防寒性に優れたシルク様コットンを使用しているので保温性能が高いです。裏地は化繊綿素材で肌触りがよく柔らかい。ファスナーは足元から肩まで開閉でき、手軽に温度調節ができます。封筒型なので、圧迫感がなく、洗濯機で丸洗いができるのでいつでも清潔です。コンパクトに丸めて收纳袋に入ります。
コールマン(Coleman) 寝袋 フリースEZキャリー使用可能温度0度 封筒型
こちらはライナー部分にフリースを使用したコールマンのシュラフ。横型EZキャリーケース付きでコンパクトに収納することができます。使用下限温度 -5℃、快適温度0℃以上。洗濯機で丸洗いが可能なのでいつも衛生的です。ソロキャンプはもちろん同モデルと連結すればファミリーキャンプにも最適です。
ロゴス(LOGOS) 丸洗いソフトタッチシュラフ
丸洗いソフトタッチシュラフは、肌にふれる内側にやわらかフランネル素材を、中綿には軽くてあたたかいダイナチューブファイバーを使用しています。表素材のサーマブレスクロスは、ポリエステルファイバーを微細に起毛させることで、やさしい肌触りを実現しています。中綿には、ダイナチューブファイバー(ポリエステル繊維をマカロニの様な中空にした繊維)によって保温性を高めています。丸洗いOK、連結可能、収納袋付きです。ジッパー部分は、エアガードシステムで冷気の流入をシャットアウトします。
【Amazon限定ブランド】寝袋 シュラフ 封筒型 保温 軽量 210T防水
ソロキャンプ初心者でも使いやすい封筒型の防水シュラフ。保温性・吸湿性・通気性に優れ、自由に開閉できるダブルファスナーで温度調節も簡単。表地は、密度が高く、柔軟性がある防水コーティング付300T(タフタ)を、裏地には、通気性が良く、柔らかい肌触りの化繊綿を採用しています。中綿は、中空化学繊維を使用しているので軽く、空気を含んで膨らむので暖かさを保ちます。頭部を包み込む立体フードで頭部や首元をしっかりカバー。ファスナーガード付きなので、寝ている間に勝手にファスナーが開いてしまうことはありません。くるくる丸めて収納袋に入れてコンパクトに持ち歩けます。
まとめ
春は暖かく過ごしやすいのでキャンプにぴったりの季節ですが、防寒対策をつい忘れがち。まだまだキャンプ場は寒い日もありますので、風邪を引くなんてことがないようにこちらの記事を参考に最適なシュラフを選んでくださいね。