キャンプ用品

キャンプって何が必要?基本の持ち物リスト【お泊まり編】

キャンプ初心者の最初の質問は「キャンプって何が必要?」。経験者に同行してもらう以外は、自分でキャンプ用品をそろえて準備しなくてはなりません。とくにお泊りキャンプの場合は忘れ物があると不自由を強いられ楽しめないことも!こちらではキャンプに必要な基本の持ち物について一つ一つご紹介します。

持ち物リスト【お泊りに必要なもの】

テント

お泊りキャンプで最も重要なのがテント。寒い時期や暑い時期、また小雨が降るような日にあたってしまった場合にはとくに高機能テントのありがたみを感じます。テントには様々なサイズや機能があります。ソロキャンプなのか、ファミリーキャンプなのかということを考え、商品の口コミなどもチェックしながらテント選びをしましょう。大家族や仲間同士で泊まれるツールームタイプも人気です。

寝袋

キャンプでお泊りするためには布団が必要。その布団の代わりになるのが寝袋(シュラフ)です。寝袋は畳んで収納袋に入れるととてもコンパクトに持ち運びができます。とくに冬のキャンプは寝袋選びがとっても大事。冬用の寝袋には使用温度目安、-2度から-15度程度まで表示されていますので、キャンプ予定日の気温をチェックして選びましょう。寒くて眠れず風邪を引くという事態にならないためにも大事なポイントです。

マット

マットというのは、寝袋の下に敷くマットのことです。空気を入れるエアマットからポリウレタンなどでできたマットまで様々な種類のものがあります。シュラフがあるのにマットも必要なの?と思われるかもしれませんが、マットがあれば地面のでこぼこで体を痛めたり、地面からの冷気で寒くて眠れないという事態を防ぐことができます。

テーブル&イス

テントサイトをおしゃれに盛り上げてくれるのがテーブル&チェア。テーブルはデザイン、サイズ、高さなどを考えて選ぶのがポイント。チェアは座りやすさも重要です。最近では自宅でキャンプチェアを使用する人もいるほど快適なキャンプチェアが多く登場しています。テーブルとイスをセットで選ぶと統一感があっていいかもしれません。いずれもコンパクトに折りたためるので持ち運びもラクラク。

ランタン

日が落ちたあとのキャンプ場はランタンの灯でムード満点。ランタンの灯のしたで食事をしたり、おしゃべりするのはとても楽しいひと時です。ランタンはテントの外やテーブルの上、テント内でも必要になります。ランタンには電池式のもの、キャンドル式のもの、灯油やガスを使うものなどいくつか種類があります。明るさや使用する場所を考慮して選びましょう。

持ち物リスト【食事に必要なもの】

焚火台/BBQコンロ

キャンプの醍醐味といえば焚火!焚火台を囲んで食事をしたり、おしゃべりしたり非日常的な楽しい時間を過ごすことができます。一般的にキャンプ場は直火禁止なので、焚火台が必要になります。焚火台は焚火オンリーのものと調理できるものがあります。調理には別途BBQコンロやガスコンロを持っていくというおうちも。焚き火台は様々なデザインや大きさのものが販売されているので、火の起こし方と併せてチェックしてみてください。

食器・カトラリー

どんな料理を作るにしても、食器やカトラリーは必需品。キャンプ食器は傷がつきにくく丈夫で長持ちするステンレス製やお手入れしやすいホーローなどが人気。見た目にもおしゃれです。仕切りがあるランチプレートなら洗い物の手間が省けます。マグは保温性に優れたチタン製がおすすめ。洗った後はカラビナでつるして乾かしましょう。

調理道具

キャンプ鍋の代表といえばダッチオーブンやスキレットなど。ダッチオーブンは鍋に厚みがあるので中身が均一の温度に保たれ、食材にじっくり火を通すことができます。圧力鍋のように栄養を逃すことなく柔らかく仕上がるのが特徴です。キャンプ飯で検索するとダッチオーブンを使った様々なレシピがヒットします。

食材・水

キャンプ用の食材選びは初心者にはなかなか難しい!キャンプ場には冷蔵庫がないので生ものはクーラーボックスに入れて保管することになりますが、夏場は温度が上がりやすく注意が必要です。多く持っていきすぎて腐らせてしまったなんていうことがないようにあらかじめ滞在中のレシピを考えておくと、無駄な食材を減らすことができます。キャンプ場によってはBBQセットなどを販売しているところもあります。

持ち物リスト【その他】

着替え

キャンプ場の天気は変わりやすいので気温に合わせて脱ぎ着できる重ね着がおすすめです。子どもがいる場合には、濡れたり汚れたりする可能性大なので余分に着替えが必要です。基本は運動靴ですが、スリッパやサンダルがあれば夜中のトイレに便利。初心者は履物をテントの外に置きっぱなしにしがちですが、夜の間に湿気で濡れてしまうので必ずテントの中にしまいましょう。

アメニティ

キャンプ場にはシャワーがある場合が多いので、石鹸やシャンプーなども忘れずに持っていきましょう。歯ブラシやタオル、女性ならメイク道具も必要です。

充電器

キャンプ中もスマホを手放せないのが現代人。モバイルバッテリーを持参するのがベストですが、AC電源のあるキャンプ場もありますし、車のシガーソケットからも充電できます。

着火用ライター

焚火台やBBQコンロを使用するためには火おこしが必要です。とはいっても、原始時代のように一から火を起こすわけではないので、着火用ライターはマスト!忘れた場合にはかなり悲惨な状況になります。

まとめ

こちらではキャンプに必要な基本中の基本のグッズを集めてみました。回数を踏むごとにどんなものがあったらもっと快適に過ごせるかというのがわかってきて、自分らしいキャンプを実現することができるようになります。まずはなくては困るマストアイテムをそろえることから始めましょう。