食材や飲み物を冷やすのに便利なのが保冷剤。なんとなく冷たければいいと思っていませんか?
昨今の暑さ対策には持続時間やクーラーボックスとの相性などしっかりチェックが必要です。今回は、アウトドアで活躍するおすすめの保冷剤をご紹介します。

保冷剤の正しい使い方とは?
なんとなく凍らせて、クーラーボックスに放り込んでおけばOKと思いがちな保冷剤。
手軽なのがメリットですが、それだけではありません。まずは正しい使い方を知っておきましょう。
0度タイプを使う
長時間の保冷に適したものは0度で大きいものがおすすめです。氷点下タイプは短時間で急速に冷やすものに向いていますが、効果が長持ちしにくい傾向にあります。長時間冷やす場合は0度タイプがいいでしょう。
量に気をつける
一度に使う保冷剤の量は、クーラーボックスの1/4程度が目安です。少なすぎるとじゅうぶんに冷却されません。
時間をかけて凍らせる
保冷剤を凍らせるには少なくとも8時間以上が必要とされています。時間をかければかけるほど、解凍までの時間も長くなります。
食材が凍らないようにする
食材の水分を凍結させないように、食材を新聞紙で包んだり、タオルを巻きつけたりすると、凍らずに冷やすことができます。
保冷剤の選び方の5つのポイント
保冷剤を選ぶ際、何をポイントにすればよいか、見ていきましょう。
持続時間
保冷持続時間というのは、冷たさを維持できる時間のこと。だいたい約120~150分程度の保冷持続時間が目安です。
冷却温度
保冷剤の冷却温度は「0度タイプ」と「氷点下タイプ」に分けられます。
0度タイプは凍らせずに冷やしたいものに、氷点下タイプは屋外で肉や魚などを冷凍に近い状態に保ちたいときにおすすめです。。
サイズ
サイズは保冷剤の容量を表します。小型のものはお弁当など普段使いに最適です。一方、大型の保冷剤は、釣りやキャンプ用のクーラーボックスと併用するのがおすすめです。
ケースのタイプ
保冷剤は「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」に分かれます。ソフトタイプはパッケージと内部の溶液が柔らかいタイプで、周囲の熱エネルギーを吸収しやすく、小さいサイズが多いです。ハードタイプは大量の物をまとめて冷やすのにおすすめ。外気の影響を受けにくいのも特長です。
再凍結時間
保冷剤が再び凍るまでの時間は短いもので8~10時間程度、長いもので36~48時間程度が目安です。再凍結時間が短いと再利用しやすいですが、もちはそれほど長いとはいえません。
まとめ
保冷剤は繰り返し使えてとての便利。アウトドアはもちろん、お弁当や飲み物などでも大活躍してくれます。
目的にあった保冷剤を選ぶようにしましょう。