夏のキャンプでは暑さ対策、日焼け対策のほかに虫よけ対策が必要になります。市販の虫よけスプレーは効果的ですが、肌が赤くなったり、痒くなったりしてしまうことも。今回は肌に優しくて安全な手作り虫よけスプレーの作り方をご紹介します。手作りは面倒という方には天然成分で作られた商品がおすすめ♪
虫よけは肌に悪い?
虫よけスプレーを使用して肌が荒れた経験はありませんか。それはもしかしたら配合成分が強すぎたり、肌に合わなかったことが原因かもしれません。虫よけスプレーには虫を撃退するために肌に刺激となる成分が入っていることもあります。
虫よけに使用される成分「ディート」とは?
一般的に虫よけには「ディート」という成分が使われています。蚊など血を吸う虫は、人間や動物が発する炭酸ガス、体温、臭いなどを感知してやってきます。ディートにはこの虫の感知能力をマヒさせる効果があります。虫よけとしては効果的なのですが、もともとはアメリカ陸軍でマラリア対策に使用されていたこともあり、子供や肌の弱い人には刺激が強すぎることも。
ディートに関しては危険という情報も出回っていますが、適量を守って使用すれば問題はありません。また、ディート以外にも虫よけに含まれるアルコール成分や界面活性剤が刺激となることもあります。肌が弱い方、アレルギー反応がでやすい方には、手作りの虫よけスプレーや市販の無添加・天然成分配合の商品が安心です。
一番簡単な虫よけスプレーの作り方
スプレーボトル(ガラス製)
キャリアオイル 5ml
精油(レモングラス・シトロネラ・レモンユーカリ・ラベンダー・ティーツリー・ゼラニウムなど)10滴程度
水(水道水または精製水) 45ml
作り方
① キャリアオイル10mlをボトルに入れます。
② お好みの精油を合計10滴程度ボトルに加えてよく混ぜ合わせます。
③ 水45mlを加えます。
④ よく振ってから使用します。
☆キャリアオイルの代わりにエタノールを使うと水と精油が混ざりやすくなりますが、アルコールによる刺激を避けたいという方はキャリアオイルがおすすめです。
☆使用する水は水道水でも精製水でもOKですが、精製水を使用する場合にはできるだけ早めに使い切りましょう。
☆使用するボトルはガラス製の遮光瓶がおすすめです。ポリエスチレン製ですと使用する成分によってはPSが溶け出してしまうことがあります。
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まとめ
蚊に刺されると痒いだけでなく感染症も心配です。市販の虫よけは肌に合わないという人はぜひ手作りの虫よけスプレーに挑戦してみて!作り方はとっても簡単です。万全の虫よけ対策で夏のキャンプを楽しんでください。